Organized Crime 30th year Anniversary Show レポ

10月26日(土)ストックホルムにて行われた、”Organized Crime 30th year Anniversary Show” 。

名前の通り、TREATの4枚目のアルバム「Organized Crime」のリリース30周年を記念して行われた一夜限りのスペシャル企画です!


管理人もこのライブを見てきましたので、ライブレポートというほどではないのですが、体験してきたことをお伝えします。文章が上手くないので読みにくいところがあると思いますが、せめて雰囲気だけでもお伝えできれば・・・。(ちょっと長いです)
写真撮影にもチャレンジしましたが、なにぶん素人なので思った通りの写真が撮れず・・・プロショットの力もお借りして写真多めでお伝えします!(私のしょぼしょぼ写真もいくつか混じっていますが何卒ご容赦くださいね)。


今回のセットリストは以下の通り。
前半はCoup De Grace〜Tunguskaまでの中から、後半はOrganize Crimeからという2部構成になっていました。

【Setlist】
1. Skies of Mongolia
2. Ghost of Graceland
3. Papertiger
4. Inferno
5. Best of enemies
6. Riptide
7. We own the night
8. Roar
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9. Ready for the taking
10. Party all over
11. Hunger
12. Home is where your heart is
13. Mr Heartache
14. Gimme one more night
15. Fatal smile
16. Get you on the run
17. Conspiracy
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18. Build the love
19. World of promises

 

オープニングアクトはArt Nation。
キャッチーで耳馴染みの良い曲が多く、会場を大いに温めていました。
彼らは2017年に初来日の予定が残念ながらキャンセルになったことがあるのですね。日本でもきっと盛り上がると思うので、またぜひ来日が実現できたら良いなと思います。
オーディエンスに混じってNalleも前方の方でArt Nationを観ていました。終始ニコニコしながら楽しそうに鑑賞していたのが印象的でした☺️

 

Art Nationが終わり、TREATのステージセッティングが始まると、通常バックドロップがあるような場所はモニターになっており、劇場のネオンサインのような表示に”ONE NIGHT ONLY”の文字が。
(写真、文字が見えにくくてスミマセン)
このモニターは演奏する曲によって、その当時のアルバムジャケットや当時の写真が切り替わって映し出されていました。

ここ近年のライブで見られるようなオープニングSEは無く、メンバーそれぞれがステージに登場し”Skies of Mongolia”のイントロからライブはスタート。そして、近年の3作品から選択された曲を次々とプレイ。
途中MCも入るのですが、地元ということでスウェーデン語のためさっぱり理解することができず(この辺りが現地ライブのちょっと残念なところですね)。
オーディエンスは開始から一気に盛り上がり、会場全体があっという間に熱気に包まれました。

 

Roarが終わるとメンバーがステージから一旦退場。
そして、ステージ中央にOrganized Crimeのジャケットデザイン柄のジャクソン・ソロイストが置かれ、スポットライトが当たります。これはこのアルバムリリース時(90年代)にメインで使用されていたもので、初来日でもこのギターをプレイしていました(当時はこの他に同モデルのストーン・フィニッシュのギターも使用していましたね)。

そしてアンダースが、当時着用していたデニムのベストを着てステージに登場。(初来日公演でも着ていたものですが、2015年のKawasaki/Namba Rock Cityでも着ていたので見覚えのある方もいらっしゃるのではないかと思います)
そして中央のギターを手に取り、Ready for the takingからスタート。

Organized Crimeのアルバムからは2曲を除いたほぼ完全再現。残りの2曲がセットリストから外された理由は何なのか知りたいところですが、セットリスト全体のバランスなどを考慮した結果なのでしょうか?

良曲揃いですので、中だるみすることは一切無くテンポよく疾走するようにライブは進みます。

途中、私の記憶が正しければHungerの辺りでロバートが曲紹介の時にセットリストを間違って(飛ばしたか何か)紹介していたような気がします。メンバーちょっと苦笑い。そういえば昨年の来日公演でもそんなことがありました。そこはきっとロバートのご愛嬌(笑)

どの曲かちょっと記憶が曖昧ですが、ロバートは時折カンペをチラチラ見ながらのパフォーマンスになっていました(でも本当に時折)。
これについてはジェイミーも言っていたのですが、アルバムの曲の中にはかれこれ30年近く全く触れていなかった曲もあるということ。・・・なので、歌詞を忘れてしまうのは仕方がないのかも。

久しぶりに演奏する曲(おそらく初披露の曲もあったはず)は古さを感じることが無く、今後のライブでも時折披露してもらえたらいいなと思うものばかりでした。

美しいメロディーと疾走感溢れるFatal Smileから、今でも必ずセットリストに入っているGet you on the run、Conspiracyへと続いて会場はさらに熱くなります。

そしてアンコールのBuild the love。
今回のライブよりベーシストがPontusからNalleへと変わりましたが、唯一気になったのがこの曲でした。
プレイヤーのスタイルが若干異なるからでしょうか、上手く説明できませんが、昨年日本公演で聞いたものと少々違った雰囲気がありました。Nalleがまだ慣れていないからかな、とも思ったり。でもきっと今後のライブで磨き上げられてくるのだと思います。

ラストはやっぱりWorld of promises!
会場全体がひとつになって、このスペシャルなショーは大団円となりました。
TREATのライブは、終わった後お客さんが皆とてもすがすがしい笑顔になるので良いですね。日本で見られる笑顔の光景はストックホルムでも同じでした😊

今回はOrganized Crimeのリリース30周年記念として行われたスペシャルな意味合いが強いライブでしたが、前半の構成は再結成後のアルバムが中心のセットリストになっており、バンドは現在進行形で動いているのだということも強く感じることができたライブでした。
再結成のバンドというと、かつての旧作に頼りがちなバンドが多く見られますが、TREATはそうではないのですね。過去を上手に消化しながら更に先へと進んでいるということが見られるのはファンとしてとても嬉しいことです。


最後に、これは管理人の個人的な気持ちを書きますが・・・
ストックホルムでのこのショーはとても盛り上がりすごく楽しかったのですが、このライブはやはり日本のファンと皆でアルバムの30周年をお祝いしたかったなぁという気持ちがどうしても出てきてしまうのです。この部分は日本のファンだったらもっと盛り上がりそうだな、とかショーを見ながらついつい思ってしまうところがありました。

今回の形のような来日は残念ながら難しいと現時点では聞いています。
しかし、バンドは次作への取り組みも行なっているようですし、来年の3月までいくつかフェスティバルへの参加予定がありますが、その後はまた何か新しい動きがあるのではないかと期待しています。
確実なことはわかりませんが、今回のバンドの良い状態を見て今後の楽しみが更に増えたことは確かです。

また、近いうちに日本に来てもらえることを願います。
ゆっくりペースではありますが、今度もできるだけフレッシュな状態での情報発信を行なっていきたいと思いますのでどうか引き続き、バンドの応援をよろしくお願いします!

 

※いくつかの写真はReuter Music & Photographyさんから使用許可を頂きました。